プロの講師は・・・

今朝のコーチとの話しの中で、講師のプロとは・・・という話しをさせてもらいました。
その中での気づきです。

自分自身の考え方というか、講師スタイルとして、「極力対等であるために、ありのままを表現する」という事を意識してきました。ところが、最近「この関わりが本当に相手のためになっているのか」「主体性を重んじる関わり方ができているか」という事を疑問に感じ始めていました。

その中でのコーチからの一言。
「今の里江ちゃんは、質の高いコーチングや講師をしているのに、自分を駄目だと裁くための客観視をしている気がするよ。
 いつも通り、相手のために尽くしながら、相手の納得感はどうか、相手に伝わっているのかと、相手の状態をみるために客観視できている時の方が、講師としてのプロだと思う。
 自分にばかり目を向けてしまうのは、それはアマチュアなんじゃないかな。」

ふと平手打ちを食らった気分でした。
最近、私生活含め、「自分はこのままでいいのか?」と問いてきたけれど、問いて反省が糧になるのであれば、それは良い反省かもしれません。
けれど、ただ裁くだけで終わったら、これも形は違えど私のエゴでしかないんですよね。

プロの講師は、自分の「何とかしたい」思いはあったとしても、相手に目を向け続ける事が大切。
講師をしている間には集中できていたとは言え、その後の発想の転換が必要だと感じました。

「里江ちゃんのやっていることはコーチングにしても、講師としても質が高い」と言ってもらえた事もきっと安心に繋がったのだとは思いますが、ふとこんな一節を思い出しました。

洗面器に水をはり、その洗面器に写った自分の顔を見なさい。
その顔を見ながら、一旦他の人と比較をしてみて。
次に、もう一度その顔を見ながら、もう一度自分の顔をじっくりただ眺めてみて。
きっと、そこにはいいも悪いもない、貴方が映っているでしょう。

きっと私は洗面器の水になりたいのに、他の人と比較する自分の思いを混ぜてしまって水が濁ってしまっていたのだろうなあ。
参加者に対して、クリアな水で居てあげることが、私にとっての「プロ意識」に繋がるのかもしれません。

ちょっと今日の事を忘れたくないので、ここに記録しておきます。

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