本気ですかと聴かれても・・・

人のためになるならって動く私に、「それって本気ですか?」と尋ねてくれる人がいます。何度でも確認してください。喜んで応えます。

人には色んなタイプの人が居ます。けれど一番理解されないのが、私のようなタイプだそうです。「本当はどうしたいの?」と聴かれても、ありのままですとしか答え様がない。「周りの人」が優先になるタイプです。かと言って自分の意志がないわけではないのですが、周りを意識するあまり、自分が分からなくなることがあるので、何度も聞いてもらえると、自分の居場所を確認できるのです。

ただし、私がこういう考え方なんだと気付くまでにすごく時間がかかりました。またすごく稀な存在なのではなく、結構仲間はいるのだという事を知りました。しかし、きっと25%にも満たない人数なのでしょうね。どのくらいなのか検討もつきませんが、主語が「私」になるとすごく曖昧になってしまうのです。みんなが幸せだから私も幸せなのだと思う感覚です。ただし、これだと自分ではなく周囲によって感情さえコントロールできなくなってしまいます。日頃本当は持っている意志に気づく事から始まるのだろうと思います。

正直私のようなタイプは打たれ弱い。そのために自分を守っているのではないでしょうか。しかし、ひとたび周囲のためとなれば、急に強くなれる。だから周囲には一段と理解されづらいのだろうと今は思います。

こんな私は「自分らしさを見つけたい」と思っていたほどです。でも自分らしさって既に持っているものなんですよね。その自分がどんな人なのか。あるいはこういう自分でいることで守っているものは何なのか。普段周囲を大切にしている私達には、自分勝手に見えるだけですごく嫌な事を考えている気がしました。けれど、そこから逃げないときに初めて本当のぶれない軸を見つけられたように感じます。

今は胸をはって何度でもいえます。人の役に立ちたいというと格好良いですが、私は人を元気にさせるために影響を与えられる人間で居続けたいのです。そのための時間や労力は全く惜しまない。
これが私なんだと・・・。だから何度聴かれても変わりません。ただ、そのために何ができるのか、この表現がまだまだ下手なようです。その部分をしっかり身につけて、元気な人が一人でも増える関わりを続けていきます。

あなたがもしも私と同じようなタイプの人であれば、主語を「私」にして自分でコントロールできる形にしてみませんか。
あなたがもし、私と同じタイプの人を理解できないとしたら、何度でも尋ねてください。本気な人はそう聴かれるたびに困惑しながらも、笑顔になると思います。なぜなら本気でそれが幸せだからです。

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