育成は忍耐

きっと40代、50代の人たちには馴染みがある「忍耐」という言葉。
若いときにも「我慢」「忍耐」と言われただろうけれど、忍耐って言葉がぴったり来る年代だから、敢えて使います。
育成も忍耐!

サッカー選手の育成プログラムはすごくて、「ボールで遊ぶな」ではなく、「ボールに座れ」で、ボール遊びをしなくなるように教えると聞きました。
そうした小さなことも含め、育成はいかにするべきかが明確になっているそうです。

が、その育成プログラムを作ってきた人の一人がこうしたことを話したそうです。
「特に若い選手を指導する場合は、忍耐強さが最も重要になる。次に全員を平等に扱えること。それにスキルの教え方を真摯に学べることだね。」と。

その方は、自分自身が短気で怒ってしまって、育成ができなかったので、育成してくれる人を育てる方に目を向けたのだとか。

40代、50代の人たちが「忍耐」がキーワードとしてマッチするから、その言葉を使うけれども、きっと60代以上だと「気合」「根性」の方がマッチするかもしれません。
若い人だと?

きっと、都度模索していくのでしょうが、シンプルに、選手の育成も、部下の育成も、忍耐が大切なのでしょうね。
そして、平等であること。
私達自身が、教え方を模索しつづけること。

解っていても、なかなか大変なことだと思います。
子育てだって大変なのに、それより多くの人たちで、仕事上での付き合いなんだとなると、違う忍耐が必要な気もします。

いづれにしても、育成のための忍耐は、「私自身が私自身の考えに固執するから、腹が立つ。耐えられない。」からこそ必要になるものではないでしょうか。それとも、先を急ぐから?それは、教える側の問題であって、相手の問題ではない。

忍耐って、ただ耐えるということではなく、相手を探求し、柔軟性も必要だと言うことではないでしょうか。

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