スキルは活かすためのもの

スキルは習得するためではなく、活かすために身につけるもの。
当たり前だろ!と思うかもしれませんが、ついついお勉強になっている事ってありませんか。

今、メンターコーチとのコーチングをしていました。このメンターとは、「コーチングを教える」事についてのメンターコーチングをしていただいています。というのは、自分自身がメンターコーチをする立場でもあり、そのノウハウも体感しながら、身につけていきたいと思ってお願いをした方です。

その中で本日話した部分が、「スキルを活かすために学ぶ」のであれば、スキルに焦点を充ててしまうと、結果として一般論だけを学ぶ事になってしまうという事です。

研修をしていても、身につけていただくためにそのことは意識しているのですが、意識していないとお勉強で終わってしまいます。特に、来週から取り組みをすることが、まさに「継続」についてスポットを当てたスキルなので、リアルな体験は多く存在しています。その体験している状態をどのようにしていくか。という事を大切にしながら、進めていかないと、本気で学べないですよね。

私が部下に「パソコンを使えるようになりたいけれど、里江さんはどうやって勉強したんですか」と言われた事がありました。
私が答えたのは「ん?まずはパソコンでこんな事をしてみたいって事を決めることだよ。そのために必要な事をやりながら覚えていった方が、きっと自分に必要なものが深く学べていいんじゃないかな」と。

何気に言った言葉だったけれど、その部下が会うたびに「里江さんがあの時言ってくれたから、私はパソコンを嫌いにならずに覚える事ができました」と話してくれます。

今日は、その部下とのやりとりをふと想い出す事になりました。
スキルは学ぶ事が目的じゃなくて、活かすために学ぶものなんですよね。

当たり前かもしれないけれど、それでも意識しないとお勉強になってしまうので、講師や上司として、「何を学んでどう活かして欲しいのか」という学ぶ状況を作ってあげることから、教える時には意識しようと気づきました。

今日のメンターコーチングを自分も活かせるように、ここにメモしておきます。

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