真似をする天才
昨日(2010年5月24日)の講演の参加者に教えてもらった言葉が、今でも耳に残っています。真似をする概念が変わる一言でした。
その人は仰いました。
「講演を聴いたら真似をしようと決めているんです。今日のもマネをします。
あのね、講演を聴いてよかったねで終わる人は普通の人。
講演を聴いて、アレンジして使おうと思う人はすごいといわれるけれど、これも違うんだよな。
マネをする天才はね、そのままどう自分に、或いは自分の会社に置き換えられるかを考える人なんですよ。
今までの偉人もみんなそう。結局、そのままを真似できた人が成功を収めている。だから私もそのまま真似をするにはどうしたらいいか。それを考えます。」
その言葉は、製造業を経験した私にはすごく理解できました。研修を受けて、アレンジしないと資金がかけられないんです。ただ、まずお金のかからないところで真似をしてみる。そこで成功すれば、次の投資に踏み切ってもらえる。
人がアレンジしたがるのは、資金がないとか何とか理由はありますが、結果的に妥協しているんですよね。
アレンジではなく、マネをしてみて、その後更に改善するのは良いが、せっかく成功者の声を聞いて、妥協したら確かに成功しない確率が高くなる。
すごく納得してしまいました。
だとしたら、何の真似をするのか、誰のマネをするのか。モデルを探すことがすごく大切なんだなと感じました。
これが全てではないにしても、モデルが居る人はマネをしてみる。しかもそのままを真似してみる。そんな必要があるんだなと感じました。
真似をする天才は、そのままを真似をする。
もしかしたら、真似をする人や物がないときは、自分の理想とするものをマネすれうばいいのかも????
これは究極ですね(笑)
でも、捉え方によってはそういう事なんじゃないのかな。