一人じゃないから出来る事

昨日(2010年5月24日)、もうすぐお昼という時間帯でした。子供の小学校から突然のメール。慌ててみるとインフルエンザによる学級閉鎖の連絡メールでした。便利になりましたね、メールで連絡を受け取れるのですから。
しかし、午後からは講演を控えていて、どうしようもない状態。さあ、あなたならどうする?

私はすぐに母に連絡をしました。いつも仕事の時には母が手伝ってくれています。頼りすぎな程頼っている母。今回も「今は外だから、●時には行くよ」とお迎えをお願いできました。
おかげで安心して講演に集中することができました。

子供の頃から父に「人にばかり頼らず、自分でやれ!」と言われて、車のタイヤ交換や、引越しの際のたんすを運ぶこと、米作りなども、とにかく一通りいろんなことは自分で、或いは自分達でやってきました。
ですから、結婚するまではとにかくやってみる!と思っていて、どこか一人で頑張っているつもりになっていたのでした。

しかし、結婚をして初めて郷里から離れ、家族と離れ、夫は仕事で夜遅くまで働いているという状態の中、一人じゃ何もできないじゃん!という事に気付いたのです。いろんなところで支えられているからこそ今の私が居る。周りの人が居るからこそ何不自由なく見える生活が出来ているんだということを現実のものとして感じたのでした。

それから行ったのが、「私達はどうしていきたいのか」という話しをすることでした。大げさに言えば家族会議です。
その中で、親家族も協力してくれる事になりました。夫も子育てに積極的に協力をしてくれました。
そのおかげで、今私は、外に出る仕事をつづけられています。

時に「小さい子をおいて仕事していることはどうなんだろう?」と迷うこともありましたが、そんな時、母が言ってくれたんです。「今しか(孫の)面倒をみてあげられないかもしれない。あなたも今が一番大切なとき。だから面倒が見られるうちは面倒みてあげるんだから、今を大切にしなさい。いつかは私達がお世話になるのだろうから」と言ってくれました。涙が出そうになりました。

一人じゃないからできることばかりです。
その事を忘れないだけではなく、未来を共有しているからこそ支えあえるのが家族なのかなと思います。

ここでは家族を例にあげましたが、仕事でも同じ事は言えるかもしれません。サークル活動も一緒。
未来のイメージを共有すること。そんな時間はまた楽しいものです。

あなたは誰とどんな未来を共有しますか。

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