3日間トレーニング

昨日(2011年7月25日)のNHKのEテレで、「テストの花道」って番組を何となく見ている父に、番組を変えることが伝えられなくて、一緒に見ていました。すると、三日間トレーニングという勉強法を紹介していました。これ、勉強だけじゃなくて、三日坊主の人にもいいんじゃないでしょうか。

同じ事をずっと続けて、1ヶ月でこれこれをする!というのは正直モチベーションが続かないことが多い。そこで、有名大学在学生がどんな勉強法をしているのか、夏休みにどんな勉強をしたのかを確認してみて確立されたのが、三日間トレーニング。

簡単に言えば、三日間を一コマとして考えて、無理をしないで予定を組む。
例えば歴史の暗記
1日目.苦手な時代のおおまかな年表を作る
2日目.その年表に細かな情報を調べて付け加える
3日目.その時代の問題に挑戦する(100点でなくても、以前より上がっていれば達成!)
気になるなら同じ時代をまた3日間で繰り替えすが、飽きてしまうかもしれないので、これで次々に時代をクリアしていく感覚。

1学期の苦手科目の克服の場合
1学期の答案を再確認して、どこが弱いかできる限り分析して、苦手科目の中でも苦手な場所を発見する。
1日目.問題なども含めて、回答を見ながらでも解く
2日目.前日のわからない部分を調べてみる。(深く理解する感覚)
3日目.再度問題に挑戦する

英語の長文読解の場合
1日目.問題を眺めてみる。その段階で解らない単語や文法を書き出す。
2日目.書き出したものを調べる。
3日目.再度、問題を読んでみる。できれば解く。

というように3日間で一つの問題が簡潔していくように、しかも毎日が同じ事の繰り返しに見えないように続けていくと、3日間が10回繰り返されたら、どうなるでしょうか。すごいことですよね。

これと同じように、結構一つのことをやってやめてしまう人って、同じ事をやっていて、いつまで続くか分からないことが疲れてしまったり、楽しくなくなったりしてしまうのではないでしょうか。
仕事も同じですよね。毎日同じだと思わせない工夫をすることも大切だと、当時いらっしゃったおじ様から学びました。その方はすぐに肩書きを持たされて、係長をされましたが、その係はいつも楽しそうなのです。
何があったのかといいますと、ここまでが今日の仕事だよ。という線引きをあえてします。そしてその仕事が終えるとみんなで喜んで、明日は何時までに終わらそう!とすぐに次の目標をあげるのです。
つまり毎日達成感を味わえるのです。その達成感のために、いつもより長く働いてくれる人も居ました。それだけではないのですが、日々の達成感というものが、「次も頑張ろう」「もっと頑張ろう」などに繋がっていくのではないでしょうか。

昨日の何気なく一緒に見たテレビが、すごく有意義な時間となりました。

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