休んでみると見えてくる

ここのところ、ちょっといろんな事を手放して、健康状態に目を向けて、体と対話をし、来年に向けての体力作りをしています。睡眠を第一優先にして、寝たいと体が欲した分だけ寝る。その後食事と運動に気をつけてみる。実際にはフリーで時間管理できるからこそやれることをやってみたかったというのもあります。でもやってみて気付いたことがあります。

休む事は今までの私にとっては正直苦痛でした。しかし、今年は家族も自分も体調を崩すことが多かったために、来年もこの状態でスタート切るというのが嫌だなと思ったのです。そこで、来年のために休んでみることを決めました。とは言ってもダラダラ休むのは私の性分を無視してしまいます。

そこで、先に書いたように睡眠を優先しながら、食事と運動を優先。その間で仕事というような週を作りました。今日がその最終日です。
こうして過してきてみたら、9時間も眠れる日があって、昨日何したっけ?何食べたっけ?と考えてみると、私が疲れるのは、どうやら冷たいものを大量に飲んだときと、三食のうち朝食を抜いてしまったときだと分かりました。それを止めてみると睡眠時間も安定してきました。しかし、運動不足なので運動はして筋肉痛は相変わらずあります。

運動をするようになると、なぜか脳の動きも活発になるような気がします。頭が冴えて短時間になった仕事もはかどるようになりました。
とは言え、全て処理ができるわけではありません。ストレスも増えてきます。むずむずする感覚がありました。

何だろうとまた自分との会話をしてみました。
するとどうやら、仕事になると口角があがってくるのがわかりました。なんだあ、仕事したいんだあ。しかも、書くことも好きらしい。
ブログを書いているとき、本の内容を書いたり消したりしているとき、メールしているとき、どうやら口角があがる。しかし、プレゼン資料のときは眉間にしわがよる。苦手意識があるらしい。体はすごく敏感に私に思いを告げてくれていたことに気付き始めました。
短時間の研修に行った時、行く前からそわそわしている私がいました。緊張感もあるけれど、どうやらやっぱり嬉しいらしい。移動中にも関わらず勝手に口角が上がってくる。
コーチングセッションの前、無になりたいと思うのか、自然と目を閉じて呼吸に神経を集中している自分にも気づけました。

今まで、こんなにも多くのことを体は伝えていてくれたはずなのに、ぎっちり動きたい私が、仕事だけでなく家事も含めとにかくバタバタしていた。それが途絶えてみると、本当に自分がしたいことや、大切にしている事が見えてきました。

きっと私にとっての休みというのは、ゆっくりするという意味ではなく、体と対話をする時間なんだなと思えました。
もちろんこれはそれぞれの考え方もある部分だと思います。しかし、「一生の時間は短い。時間を大切に使いたい。大切に人のためになる時間を過したい」と思う私には、ゆったりすることさえ罪だと思えていたのです。
それが、「次のために体と対話する時間」と思えることで、有意義な時間だと感じることができました。

あと今日一日、有意義な自分との対話を楽しもうと思います。
そして、また明日からの日々をたのしもうと思います。

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