最近の世界のコーチング事情
2010年9月12日
今日は、日本コーチ協会栃木チャプターの勉強会でした。
そこで、最近の世界のコーチング状況のお話も伺いました。その時に「コーチングって何?」という時期は徐々に過ぎ、コーチングをどう使うかという視点に変わっているという話がありました。ビジネスの中でも、数年前がエグゼクティブのコーチングが重要という話が世界でも取り上げられていたのですが、国際的に当然というレベルになってきたために、最近のカンファレンスでは医療系に医師がどう活用するのかという視点の話になっているそうです。
その中で共通しているとしたら、「人材育成に活用する」という視点はここ数年、コーチングが活用される場面としてあるらしいです。その中で、人材開発・風土改革という視点もあるとのこと。
私自身も風土改革に活用させていただいていますが、確かにリーダーがコーチングを受け、コーチングを学んでいく事で、現場で活用すると、自然と風土が変わっていくような印象を受けています。
こうした話がコーチング業界で、国際的ボードメンバーの平野圭子コーチから伺うことができました。
そして、平野コーチのコーチングを目の前で拝見させていただきましたが、「私達」という言葉をコーチングの中で使われました。「一緒に」という視点を改めて言葉にされていることを聴いて、相手との関係が近づくことを感じることができました。
「対等である」「相手の100%味方」ということは意識しているつもりだけれども、「私達」という言葉を使うことで、自分にも相手にも改めて同意が生まれていることを感じる事ができました。このことは再確認であり、大切にしていきたい視点として、ここにメモを残します。