バーチャルでのコーチングについて

世界的に活躍されていらっしゃるマーシャレイノルズさんの記事が、国際コーチング連盟で共有されました。

そこに書かれていたのは、以下に事前の安心安全をバーチャルでも生み出す事ができるのか。それさえできれば、五感での情報が多すぎる対面よりも相手に興味を持てたという体験も話されていました。

そして、安心安全のためにも以下が大切であると述べていらっしゃいます。

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1) 画面や電話のむこうと繋がることについての思い込みにチャレンジする

プレゼンスとエモーショナル・インテリジェンス(感情的知性)の原則のほとんどは、会話のプラットフォームに関係なく適用されます。心地よい繋がりを築くためには、あらゆる緊張をほぐし、“好奇心や気遣い”などのような感じたい感情とともに呼吸し、相手が多才でリソースフルな人として尊重することを忘れないでください。

2) 会話をするために、快適で、静かで、視覚的にも望ましい場所を確保しましょう

電話やメールの着信、部屋の外で起きていることになどに気が散らないようにする必要があります。あなたのワークスペースが見えてしまうなら、散らかっていないかを確認し、綺麗にしてください。そこはあなたのプロフェッショナルなイメージを反映したものであるべきです。コミュニケーションの防げにならないように、十分な電源と帯域を確保しましょう。

3) セルフ・アウェアネス(自己認識)を高める

何が起きたとしても、あなたの発するエネルギーは対話の成功に重要なものです。会話を包む全体の中で、感情やエネルギーを調整し、その場にとどまり、繋がりを保つ必要があります。彼らのストーリーや混乱に巻き込まれないようにしてください。非反応的な共感を用い、勇気ある安定性を維持しながら受容的であり、思いやりを持ち続けましょう。

4) 始める前に、相手の個人的な状態に興味を持つ

相手が今、どんな状態にいるのかを尋ねてみましょう。
会話の準備ができているのか、それともプロジェクトやライフイベントが気になっているのか、もし何か気がかりがあるなら会話に入るために何が必要か、を尋ねます。もし相手があなたと共にいることを選んだなら、話すスペースと、焦点を移動させる時間を取りましょう。

5) 自分の言葉を耳できいてもらうために反映の言葉を使う

反映は、考えを整理する助けになるだけではなく、コーチが相手のワードを用いることで自分をしっかり見てもらえ、聞かれ、大切にされていると感じることができます。聞こえてきた言葉や気付いた感情表現を反映するには、要約や言い換えを使うこともできます。「あなたが言ったのは…、」「…の時、あなたは静かに(または大声に)なりました」「最も重要なように思われるのは…」などと始めると良いでしょう。

6) 問題ではなく、チャレンジを聴く

抱えている問題よりも、取り組みたいチャレンジについて話す方が会話が進むことでしょう。そして、そのチャレンジがなくなったらどうなるかを尋ね、そのチャレンジを軽くしたり無くしたりするために何ができるかなどとコーチングをします。

7) より深く聴く

あなたの好奇心を育てましょう。相手が使っている言葉の意味を尋ねたり、話されていないこと発見できるように、声のトーンや表情の変化に気づき、口にします。今についての信念の有用性や、将来の仮定について考察することを助けます。これは、次のベストな一歩を選択するのに役立ちます。

8) 文化の違いを意識する

フィリップ・ロシンスキーは著書『Coaching Across Cultures』で「文化は、目に見えるもの(行動、言語、人工物)と目に見えないもの(規範、価値観、基本的な仮定や信念)の両方が含まれる」と言っています。人が置かれている状況を知ることは、安全な、敬意を持った関係を作る助けになるでしょう。

上記はどれも大切なことだと思いますが、その中でも6はコーチングをする上で大切な事だろうと感じました。改めて気を付けたいので、メモとしてここに記録します。

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