カンペキ
2017年3月9日
「カンペキ」ってどう書きますか。
私、こんなに生きてきて、ずっと昨日まで勘違いしていました。
「完全なる壁(かべ)」と書くのかと思っていたのです。
でも、本当は「ペキ」の下は、土ではなく、「玉」なんですね。
「傷のない玉」の事を言うのだそうです。中国の故事に由来していて、それが「完全なこと」を言う時に「カンペキ」と言うようになったそうで、「完全に傷のない玉」の事なんですって。
聞いてみても、「ネットで調べると、でも『完壁』って出ますよね?」とネットや辞書では、そう出るよと言いながら調べると、
「あれ?玉だ!」
そうなんです。今まで気づいてなかっただけで、ずっと調べたら「完璧」って玉なんですよね。
思い込みって恐ろしいです。
でも、語源も話して下さったので、改めて「玉」なんだと知ってみると、傷がなく、磨き上げられた水晶玉などを言ったのだろうと言われれば言われるほど、凄く「完璧」って大変な状態なんだなと想像できました。
なのに、安易に使っていたように思います。
「完璧」
この歳になって、知ることができてよかったです。教えてくださったNさんに感謝です。ありがとうございます。
ああ、思い込みって恐ろしい。
私の思い込みが他にもあったら、どんどん教えてください。