役割を明確にすることの大切さ

今朝は非常にエキサイティングな電話での勉強会に参加しました。30分という長時間で、入っている人達はきっと20名以上いらっしゃったでしょう。
その中で何が起こったのか。

会議で発言できないのは何故か?会議で発言してもらうにはどんな工夫をしているのかというディスカッションを通しての勉強会でした。

上記テーマの中でのキーワードをメモしておきます。

  • 人は発言することで、社会に影響をする(何かしらの反応が返ってくる)ことを知っているから警戒する。
  • 役割が明確だと、その役割を全うしようと話す。
  • クリエイティブな発言はゼロから生み出すものではなく、今までの体験や見たものなどを組み合わせて出来上がる。だから、自分のアイデアを発し、反応を見たり聴くことで、これでいこうと思うのか、もっと変えていこうと思うのか、その先につながるものに変えていける。だから発する事が重要なんだけど、その前の警戒心を解くことが大切。
  • 誰かがその場で先生になってしまうと、クリエイティブな発想は発しづらくなり、正しい事を言おうとしてしまう。多様性をいかに出させるかは、その場が言っても良い雰囲気かどうかにかかってくる。

明らかにカリスマ的存在の方の進行でしたが、その場には次々と発言が出ました。
「いいね、それ!」という承認があるわけでもなく、発言者にも「どうぞ」と言うだけ。けれど、ドンドン発言が出ました。
それは、「◯◯分には終わるからね」「君たちのやっている工夫を聞きたい」という最初のセットアップがあって、自分たちの事を言わなくちゃという役割設定をして下さった事と、終わり時間をみんなで意識しながら、「有意義な時間にしたい」と思えた事。
そして、「短時間だから、発言がつまらなかったり、長いなと思ったら、正直に言っちゃって!」という笑いを取る促しも最初にあり、和気藹々と始まったことも「緊張」と「解放」が同時に味わえた感覚でした。

そして、たまに入る個人的な質問。
「あなたって、どんな人?」
「あなたって、なんでそんなに長く、飽きずに続けてられるの?そこに何があるの?」
「あなたは、今どこから参加しているの?」
ちょっと参加者が近くなる。そして、答えられなければ応えられるまで待っているわけではなく、「まあ考えてみてよ」で過ぎていく。
承認を大切にしているとしちゃいけないと思っていた事をエキサイティングなリズムを静かにさせないように?さらっと流していく。けれども、確実に問いは頭に残っている。

ちょっと30分終えた後の思考の整理が追いつかず、その後も考えてしまう。
けれども30分で皆さんが気分よく終わっている。不思議な空間でした。

私もこんな場を作っていけるように、挑戦していきます。

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