安心感がある人
安心感がある人ってどんな人ですか。
安心できる人って、一緒にいるだけでいい。連絡をしたいときにするけれど無理はしなくていい。自分が無理しなくても付き合える人。
あれ?じゃあ、普段は無理をしているのかな?
こう見られたい。こういって欲しい。こうしなくちゃ。ああしなくちゃ。いろんな事に捉われているんですね。でも、安心できる人の前では自然で居られる。
こんな人ってどんな人なんだろう?
昨日(2010年6月1日)に、私の大好きな友達と連絡を取り合いました。彼女は遠くに居るのに、その存在があるだけですごくほっとできる人なんです。そんな友達が岐阜に引っ越してきました。4月に来ているのでもっと早くに合えるでしょうが、あっという間に日がたち、やっとお互いに会えるタイミングになったのでした。
そんな時に「いつ合う?」って話のメールを同じタイミングでしていたのでした。お互いビックリ。
考えてみると、その友達とは良くシンクロするんです。今日だけ空いているから会えそうだよって日が同じだったり、今仕事を終わったところってタイミングが同じだったり。それが数ヶ月に一回の連絡なのに、なぜかドンピシャ!これってすごいねって事でお互いに共感したり。
そもそも彼女と距離がぐっと縮まったのは、共通の知人に「あんた達は似てる」って言われたことだったのでした。「あんた(彼女)は白いたんぽぽ。あんた(私)は黄色いたんぽぽみたいやわ」と、物語まで作ってくれたのでした。その方のおかげでぐっと距離が一気に近寄った私達は、本当にマメに連絡を取り合うでもなく安心できる人なんです。今日はその彼女と名古屋で会うのです。
安心できる人には、共通点があることは大きいように感じます。よく「波長があう」と表現される方もいらっしゃいますが、そんな感覚です。波長が合うから、お互いに自然で居てもあわせなくてもいいという安心感が生まれるのでしょうね。
そして、彼女と私は、周囲の人に波長を自然に合わせてしまうタイプなので、お互いが自然の波長で居られることを感じられるのは貴重なんだと思います。
こんな事を延々考えているときにふと思ったんです。
「自分が自分のありのままで居られる事が心地良いんだとしたら、自分で自分を感じてあげられる時間や空間を少しでももてたら、自分らしくありのままでいいんだって思えるんじゃないかな。相手を知ることも大切だけれど、自分を知ることも大切ってこういうことなのかなあ。」
「相手が居る事で自分のありのままで居られるのって、自分を投影して自分を感じているってことなのかなあ。」
「うさぎが淋しいと死んでしまうのは、不安になって硬直しちゃうのかなあ」
そんな事がふと浮かんできました。
コーチはその「相手が居る事で自分のありのままで居られたり、自分を投影して自分を感じさせてあげられる」プロでもあるんですね。小さいころから「存在感がない」と言われていたけれど、こうして考えてみたら、「存在感がないのに、一緒にいると落ち着くって言われるのって、褒め言葉なんだあ」と思えましたし、今はそれがコーチなんだあとも思えました。
かなり「存在感がないけれど落ち着く人」って言葉がいとおしく思えました。今日会うタンポポさんもプロコーチです。二人でそんな話しも共有してきたいと思います。更に楽しい時間になる予感