世界の数字に興味を持つ

日経新聞.comの中で経営者のブログが書かれています。そこを見る度に、思いも熱いけれど、思いだけではいけないという事を痛感させられます。

最近、ヒットしているライフネット生命の出口社長も仰っているのですが、新聞やなんだかんだの人の解釈を見聞きするのではなく、もっと世界の数字を見ていこう。そこから発想は広がっていくという事です。

とは言っても、どうしたらいいのか迷っていた時に、前の職場で「日本一のカバン持ちになれ。私を日本一のリーダーにするつもりで」と言われ、購入した本を思い出しました。

当時の私には解らなかった。正直、今も解らない点はあります。けれども、物事の考え方、客観的な見方を知る機会にはなるような気がしました。

同時に、厚生労働白書などを見ると、なんとなく解るように見えるのですが、統計局ホームページ内の世界の統計を見たりすると、また違う見方ができるようになるので、面白いと感じました。

特に労働生産性では、日本は22位で、世界平均を下回っている。
一生懸命働いているように見えて、その労働の付加価値生産性はまだまだ低い。この付加価値を生む働き方に自分自身でも課題であるけれど、日本の課題でもあると思うと個人レベルではないと思えてきます。
特に、2009年データによると、上位のルクセンブルク・ノルウェーは、ほぼ付加価値で日本の2倍近くの差があります。
労働時間が多いわけでもないのに、何があるのでしょうか。
日本の労働白書の見方もまた世界を見ることで変わるように思いました。

私などもまだまだこれからなのですが、折角得た視点ですので、皆様にもシェアします。

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