緊張を悪者にしない

「緊張しちゃうんです」「あがり症なんです」と私も言ってしまう性質ですが、緊張って悪者じゃないんですよね。

ヤーキース・ドットソンの法則 にもあるように、適度な緊張やストレスは、パフォーマンスを最大限に引き出すものになるのですよね。

スポーツなどでも、全く緊張しないより、「よっしっ!」と気合が入ったり、多少高揚感がある時の方が成果は出ますよね。

にも関わらず、人前に立つ、急に意見を求められる、試験を受けるなどの時には、「リラックスしなくちゃ」「緊張を落ち着かせなくちゃ」と躍起になってしまいます。
緊張感というストレスは、適度であれば良い効果を生むのに、悪者にしちゃうんですよね。

強いて言えば、この「適度」というのが自分の中で判らないだけではないでしょうか。だから「過度」或いは「あっちゃいけないもの」として悪者にしてしまうだけ。

智弁和歌山の高校野球の監督の話だったと思います(違っていたらすみません)が、「練習の時も叱るのは、緊張を与えるため。当日に急に緊張して本領を発揮できないのではなく、普段から緊張感の中で練習をすることで、緊張していても本領を発揮できるようにしていくためだ」と仰っていました。
これこそ「適度な緊張」を体感で覚えていく事なんだろうと今更ながら感じます。

新しい人と出会う時は、私には適度な緊張感があるように感じています。今日もこれから新しい人との出会いがあります。
この緊張を味わいながら、笑顔でお会いしてきます。

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