腹が立たないの?
「小林さんは、腹が立つことってないの?」って良く聞かれます。ありますよ(^^)どうしているの?ってことなのかな?
凹んだ時と同じで、その後の回復が早いだけだと思います。あとは、確かに以前よりは腹がたたなくなっています。歳のせいかしら。
腹が立った時に何に対して腹が立つのか分かってきたということもあります。「また私こんな事で腹を立てているよ」って思う事もあります。が、私の場合は、ほとんど「辛い自分を見せちゃいけない」という思いこみがあるようで、辛いときも笑顔でいると心も一緒に回復したりします。
けれども、時折、笑顔で居られなくなる時には、泣きそうな気持ちを抑えるために怒ってしまうことがあります。この気持ちは正直、「最後の砦」として現れる感情なので、私にはどうしようもありません。だから一人で居ます。でも少しおさまったら、泣ける映画を見るとかして、抑えている感情を出しちゃうとすっきりします。
自分の思い通りにならなくて腹が立つことはなくなってきました。
「人それぞれ違うんだ」「思い通りばかりじゃつまらない」「人はみんな素晴らしい」っていう自分の中の前提ができたからだと思います。
誰かが遅刻をしても、何かあったのかな?って心配はするけれど、腹はたちません。
話を聴いてくれない人が居ても、自分がどんなアプローチをしたらいいか探ります。
これらは、昔だったら腹がたっていた事なのに、今ではなぜそんなに怒れたのかが不思議です。
性格は変わってないはず。
けれども、考え方やいろんな体験から得たものがあるだけで、捉え方が変化し、結果として反応も変わる。性格が変わって見えてくるのでしょうね。
人生一回きりだから、笑って過ごせる日を一日でも多く持ちたいものですね。
こんな時期だからこそ、感情について取り上げてみました。