敬天愛人(西郷隆盛さんの大切にされた言葉)
2010年9月24日
今日(9月24日)は西郷隆盛さんの命日なのだとか。そのことで、日中に西郷隆盛さんの大切にされていた言葉を知りました。「敬天愛人(天を敬い、人を愛す)」
意味は読んで字のごとくではありますが、深い。
何事も道は天地自然によるものであり,人はこの道に沿って物事を行うべきものであるから,何よりも天を敬うことを目的とすべきである。
天は他人も自分も平等に愛したもうから,人も自分を愛する心をもって人を愛することが肝要である。
この精神によって遺訓も残されている。(西郷隆盛さんの遺訓)
調べてみると、京セラの名誉会長である稲盛和夫さんが社是にされた言葉でもあることを知りました。
(京セラの社是)
深い言葉だと思いましたが、実際に行うにはまだまだ私は器が小さいです。でも、比べるものではなく、こうした人達が今の世の中を支えているのだということを誇りに思います。
今の政治は、こうした精神はあるのだろうか。
今の私が、私だけを大切にしているものではないだろうか。
周囲に対し、どんな事であれ、自分の行いが周囲に影響を与えている事は皆共通していると私は思っています。だとしたら、どんな影響を与えていくのか。
天に愛されるがごとく、人を愛していく。実践していきたい思いです。
それにしても、実践者だけが伝えられる言葉の重みを感じます。こうしたことを意識したいと思っても、実践することの難しさを考えてしまいます。少しずつ自分のできるところから実践していきます。
そして、伝えてくれる人達がいるこの世の中に感謝です。ありがとうございます。
何となく知っていた言葉であったのだけれど、こんなに深い意味だと知れてよかった。皆さんにもおすそ分け。
僕が通っていた高校の校訓が「敬神愛人」でした。
クリスチャンの学校だったので「天」が「神」に置き換わっていますが。
もとになった言葉は「敬天愛人」なのでしょうね、意味はまったく同じでしたから。
ヤスさん
そうだったのですね。大切にする思いは同じなんですね。