子供達の反応からの学びメモ
2010年9月18日
昨日(2010年9月18日)の小学校5年生6年生への授業の反応で分かったことをメモしておきます。
・夢のある子は多い。けれども言うことが恥ずかしい。
・目を合わせて話すって「怖い」と思っている子が居る。
・「ありがとう」って言われなくても、自分が満足できればいいという子も半数ほど居る。
・嬉しい・楽しいという感情の話をすると、「別に」という生徒が1割程度居る。
・いじわるするような子とは、ちょっかいを出す元気な子だと思っている子達にとって、いじめっ子は必要な存在だと思っている。
・親に感謝できるなんて子はまだこの頃には1割程度。
この頃は自分も親に感謝するってなかったものなと思いましたが、1割もの子が親に感謝しているということが、逆に素晴らしいと感じました。
たかが170名弱のインタビューかもしれませんが、発見でした。
こどもと云う単語に魅かれて、ブロブをのぞいて来ました。
わたしの夢は「どの子もみんな、この世界は優しく、あたたかいと思って成長すること。そして私もそう感じて生きること」
そのために、あそびやものつくりのワークショップでこどもに関わっています。
今していることで本当に夢が叶うのか、始まったばかりの挑戦です。
ただ、私はこどもといる時が一番存在価値があるし、私自身がハッピーなのは確かです。
私が魅かれる人は、こどものことになると楽しそうに夢中で語ってしまう人ばかりです。
小林さんの中にも、コーチとして・企業人としての魅力より、こどもに対する熱を感じているのかもしれません。
わかさん
素敵ですね。わかさんが、子供の話や、子供と直接話をされるときって、本当に温かい目なんですよね~。子供達にも伝わっていると思いました。
このアンケートを通じて、私は非常に思うところがあります。ここでは自分の見解はほとんど述べていませんが、考えてしまうのは、大人との差。どうしてこういう事が起こっているのか。「感謝を伝えよう」と伝えてみても、感謝されることに何とも思わない子が居るから響かないはずだよなという価値観のずれなどを感じることができました。
無くしてほしくないもの、自分達が受け入れていくもの、考えていかなければと思いました。
わかさんが、おっしゃって下さったこと「小林さんの中にも、コーチとして・企業人としての魅力より、こどもに対する熱を感じているのかもしれません。」という言葉は私には最高の贈り物です。ありがとうございます。
大人と関わる事で、子供への影響というものをまた考えていきたいと思います。
忘れたころに、小林さんの文を読み返して、また考えてみました。
こどもに限らずですが、考えが及ばない、思いもしない領域が人にはあります。
こどもの場合は、体験や経験が少ない分その領域が広いことを大人は忘れてしまい、「そう云う子なのだ」と受け取ってしまうことがあります。
大人は「分かっていて選んでいる」と思うことが、こどもは「そうとしか考えなかった」ことだとしたら、互いが意味するものは違っています。
こどもたちが、今生きているこの時代から、何を受け止め何が欠落しているのかを私たちは、本当には分かっていないのだと思っています。
まるで蜃気楼を握りしめるように、私とのほんの一瞬の接点が、こどもにとって優しくあたたかいイメージとして吸収されると信じて原動力にしています。
なんとも、危うく儚げですが・・・
わかさん
選択肢自体がない。そうかもなと思います。たまにわが子が「うるさい」と私達に対して言います。考えてみたら、わざと泣き叫ぶときに使ってしまうかも。
そう思うと、今の子供の価値観は親の価値観でもあるのでしょうね。
危ない危ない。
優しい子に育っているなって思う時は、きっと自分も子供に対して優しいんでしょうね。わかさんに接する子供達の表情が浮かびました。
笑顔で温かい表情しているんだろうなあ。
当たり前ですが、みんなあたたかい笑顔とはいきません。
ニッっと不敵な笑みも・・・
それでも、親でもない、教師でもない、こどもでもない人間に接するこどもの表情が、いつもと違うものになることに意味があります。
本当だろうと演じていようと、新たな一面を引き出すことになれば、自分の決め付けから一歩出られますから。
私を試そうとするこどもに、一目置いてもらって仲間に入れてもらえるか真剣勝負を楽しんでます。
初めはナメられてなんぼ、そのあとに見直してもらわないと悪乗りされてさあ大変、いつの間にか大人だってことを忘れて一緒に遊んでいる座敷わらしの様な存在を目指してます。
その時、本当の表情を見せてくれるんでしょうね。
わかさん
素敵ですね。
表情は変わらないけれど、声が変わる子や、視線が変わる子。いろんな変化を見逃さないことも大切なのでしょうね。そのためにも、まずは興味を持ってあげることなのかなと思っています。
わが子でさえ、仕事に夢中になっているときほど、「淋しい」とアピールしてくる事も多いです。そのサインとどう向きあってあげるかが大切なのでしょうね。
小林さんのビジョンの矢印が、こどもと関わることに向かっているのを伺い、なんだか嬉しくなってしましました。
そして「こどもと夢」のキーワードにも共通点を見出したのですが、最大の相違点がミッションに対する戦略的構想ですね。
並べることさえ、おこがましいのは分かっていても、不遜な人間の私は気付かなふりして続けます。(きっと小林さんはニコニコ笑って、大目に見てくれると思うので…)
こどもを取り巻く状況を保護者の意識や社会環境から変えていくビジョン進行中の小林さん。
ただ、勘で突き進み目の前にいるこどもに関わることしか考えていなかった私。
「どの子もみんな」と思って学校に入ることを選んでも、継続する戦略がない!力尽きるのが落ちか?では、行き詰まるのは当然ですね。
前回のセミナーで、私はビジョンを語るのをためらうぐらい弱っていたので、小林さんのこどもへの想いから、エネルギーをおっそ分けしてもらいました。(吸血鬼のようでしょう!(^^)!)
それと、今更ながらこのセミナー、コーチングを使えるようにすることを目的にしているんですね。
「使ってなんぼのコーチング」少しずつ定着させます。
では、また来月、お会いできることを楽しみにしています。
わかさん
そうなんですよ~。使ってなんぼです(^^)
わかさんのように私も、小さい頃から直接子供と接する夢を抱いていました。勘は研ぎ澄まされるので、わかさんの仰ってる「勘」はあてずっぽうではないと思います。
(私が言うのもおこがましいですが・・・)
私は、大人と接する中に入り、戦略(といえる程のものでもありませんが)を変えただけなんです。それまで子供と接しないと、直感は磨けなくなってしまうので、今も磨いていきながら、まずは大人を元気に!と思っています。
また来月お目にかかれること、楽しみにしています。
マスクをされていたのが予防なら良いのですが、お風邪でしたら早く良くなりますように。