一体感を数値化する

面白い取組みを伺いました。

それは、その場の一体感があり、パフォーマンスが上がる状態というのは、脳波と心拍で測れるのだろうという研究がされているのだそうです。

脳波に関しては、リラックスしながらも、パフォーマンスは最大限に発揮される状態というのは、「ゾーンに入る」とも言われることもありますが、それを脳波で「ゾーンに入った時にはどうなるのか」を調べてみると、θ波が出ているのだそうです。

更に、そのθ波は、日々のトレーニングによってもコントロールできるようになる可能性もあるのだそうです。今は、スポーツの分野で研究が進んでいるそうです。

私達が仕事でのパフォーマンスを発揮している時というのは、同じくθ波が出るそうですが、言い方は「ゾーンに入る」ではなく「没頭する」というそうです。

以前、違う脳のお話を伺ったときに、この「没頭する」というのは、天敵がいるというような環境の中では難しく、没頭することで、命を落とすことがあった時代では、考えられない事なのだそうです。

ですから、安心安全があって、没頭することをコントロールできるようになったら、仕事などのパフォーマンスも凄く上がるのだろうなと感じました。

また、一体感に関しては、「心拍」で解るのだそうです。一体感があると、そこに居る人達の心拍が似通ってくるのだそうです。

日本では、個人情報の観点からも、こうした一人ひとりの仕事での脳波や心拍を提供しあうということは難しいのだそうですが、自分を知ることや、全体としての雰囲気などを知るためには、最近、研究もされていると伺いました。

そんな話を伺いながら、私自身は、どんな時にθ波を出しているのだろうか。ちゃんと周りと一体感を醸し出しているのだろうか。とふと知りたくなりました。

これからの世の中、少しずつデータで見えるようになってくるものが増えるのかもしれませんが、そうは言っても、人間だもの、、、。一喜一憂したり、もがいたりすることも、人間らしく味わっていきたいなと思いました。

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