捉え方次第ってことだよね

どこで拝見したのか、全く覚えてないけれど、ふと思い出したうちに、既に曖昧になってきている記憶を書き留めておきます。
人の捉え方が変わらないと、どこに行っても同じなんだなと考えさせられた話です。

昔、関所があって、関所の番人に通行書を見せないと関所を通してもらえないという時代がありました。
その時代のお話のようです。

ある武士二人が、関所を越え、違う町に住まいを移すことになりました。

通行所を見せながら、二人は番人に尋ねました。
「住まいが変わるのだけれど、新しい町はどんなところか教えてくれるかい?」
すると、番人は二人に尋ねました。
「今まで住んでいた町はどんなところでしたか。」と。

一人は「今まですんでいた町はひどいところだった。」と応えました。
すると番人は応えます。
「こんど住む町もそんなところだと思いますよ。」

もう一人も応えました。「今まで住んでいた町は人も優しくて明るくて素敵な町だった」と。
するとまた番人は応えます。
「今度住む町もそんなところだと思いますよ。」

これだけのお話だったかと思います。
けれども、番人が伝えたかったのはどんな事だったのでしょうか。

つまり、文句を言う人はどこに言っても文句を言うし、素晴らしいと思える人はいつでも素晴らしいと思えるという事ですよね。それが全てじゃないにしても、多くの場合がそうであるという事なのではないでしょうか。
捉え方次第なんだろうね。

自分がここから学んだ事もあるけれど、見解は少しにしておいて、メモにさせてもらいました。

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