運がいい!!

私は本当に昔から運がいい。生まれた時に命を救われてから、きっと運がいいんだと思っています。
けれども、これも運が良かったんだと思う事がまたありました。

それは、前の職場の環境です。社長が素晴らしい方だっただけでなく、直属の上司も素晴らしい方でした。その素晴らしいのは前から分かっていたつもりですが、先日、とある経営者様から相談を受けた時に気づいたことがありました。
それは、不景気や赤字の時に会社の中で真っ先に見直す点が分かっていることでした。
具体的に言いますと、先のことを考えるのも経営者の仕事でしょうが、もっと大切な事があります。

私の上司は自分のことを認めてくれる人も欲しいし、信頼できる人には話す人でしたので、ずっと二人で事務所に居る時間が長かったこともあり、何でも話してくれました。
その際にお話してくれたのは、当然資金繰りのことでした。

すぐに対応できるのは、借金があれば、より安い利率のものに借り換えができないか。これが同じ金融機関内でできるなら、すぐに対応してもらえる場合があるので、まずはこの点をすぐに見直すこと。
けれども、他にあるのにすぐに信用してもらえなかったり、他の金融機関にしなければならない理由がある場合は、信用してもらうために、先の資金繰り計画は当然欠かせません。それと同時に必要なのが、ここ数ヶ月の資金繰り状況が見えるものなのです。
つまり、「今」どういう状態なのか、これから返済できる見通しがたてられるのか、共に大切な事なわけです。最近ではキャッシュフローと言われますが、その時出しているのではなく、良くても悪くても定期的に報告できていることが結果として信用に繋がっていくのです。

私はこうしたことをすぐ近くで体験することが出来ていたし、教えてもらうことが出来ていました。自分の副業の際も相談に乗ってもらいました。私にとっては経理面を学べる良い機会を与えてもらっていたのです。

また、「お金は堰き止めると水のようによどんで腐る。だからどんどん循環させて、手元に残らなくても人の幸せに関われることの方が、心に貯められる豊かさは大きい」ということも、栃木のお寺の和尚さんから聞くこともできました。このお寺を教えてくれたのも上司でした。

そんな二つの話を、相談をしてくれた経営者にお話をしたところ、低金利のものに借り換えをする事で、何とか目処がたったそうです。きっとまだ首が回らなくなったという状態に陥る前だったからかもしれません。けれども、自分の報酬も減らし、心持が変わったとお話してくださいました。
その話しは、上司の受け売りの部分も大きいのに、役に立つ事ができたようです。

良かった。私は運がいい。
改めて思いました。私は運がいい。

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