言葉だけを見てしまうと個性は生まれない

先日のことですが、ずっと心に残っている言葉があります。

「いつも研修後にお手紙をくれる人がいるんですが、ある本のままなんですよね。営業に繋がるつもりなのかもしれませんが、明らかに本のマネをしているだけで、思いが伝わってこなくて・・・。こうすれば良くなるって本の言葉を鵜呑みにしているのですが、もっと深く読めば違うのになあ。それだけ必死なんだなと思うとしらけてしまうんですよね。」

へえ、こんな風に受け取る人も居るんだなと思いながらも、私もコーチングやリーダーシップ、組織活性のことに携わっているとどんどんその人の感想も分かるような気がするなと思えてきます。
形も言葉も大切。けれど気持ちあっての形や言葉。どちらかだけが大切ということではないことを忘れてはならないと思います。

そこで、学習メモから一つご紹介。
中国の礼儀では、形と心が大切だということを語った書物があるそうです。マナーのセミナーで得た情報で、どこにどのように載っているのか、まだ見つけられていないのですが、古い歴史をもつ中国でも古くから言われていた言葉だったのだという事がメモしてありました。

心が一緒に形になることで、一人ひとり違った表現に見えてくるのではないでしょうか。それを個性と言うのではないかと私は思います。

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