もうかれこれ数年前になるけれど、そこで相手が自分のために本気で考えられる質問という事で教えていただいた質問があります。
けれども、正直「これだけで良かったら、コーチという存在は要らないじゃないか。だったらこれだけじゃないでしょ?」などと理由を付けて、使ってこなかった質問です。しかし・・・

数年前の私は、今以上に自分に自信がなく、これだけあればいいなら私という存在価値はなくなると無意識に思って反発していたのだと思います。けれども、事ある毎にこの質問をトレーニングで使うたび、やっぱりいいなあというのもありました。
昨日(2012年9月29日)に受けたトレーニングでも同じ事が起こりました。

けれども、この質問の答え方に対しての、承認やフィードバックを伝えることが、更に考える事をパワフルにさせ、この事自体がコーチが居る価値になるのだろうなと感じました。

その質問とは以下の7つです。

  1. そのことをどの位の期間考えていますか
  2. そのことをどの位頻繁に考えていますか
  3. それは自分にとって、どの位重要な事ですか
  4. それに関して一番考える必要があるのは何ですか
  5. その核となる課題は何ですか
  6. 何をすべきかについてどの位はっきりしていますか
  7. 今、私にはどのようなサポートができますか

以上です。

これらは、コーチが考えるのではなく、クライアントがクライアントの思考を巡らせ、考えるしかないのです。なぜなら今の状態を聴くことはあっても、現状把握をコーチが一切介入しようとしていないからです。

これらの質問とこの質問の順序が大切だと言うこともありました。が、その間でのフィードバックはそれ以上にこの内容を更に深め、更に考えた事のないレベルで考えさせる事ができるという事だったのです。

つまり、コーチングセッションの時間はコーチがリードするけれど、考えるのはあくまでもクライアント本人であるという事が非常に明確なのです。
ついつい困っている事を聞くと、コーチ自身が問題を一緒に解決したくなるために、「知りたい欲望」に駆られます。コーチ自身がその欲望に満たされてしまうことを知っておく事が大切なんだと思い知らされました。

とは言え、それが悪いだけではなく、興味を持って色々と知ろうとすることで、今まで考えた事もない発想を問う事になることもあるので、一概に上記の7つの質問だけが機能するというわけではないのですが、こうしたアプローチも仕えるようになることも大切なんだと感じる事ができました。

コーチであるはずの私も、自分の存在価値を認めて欲しいとか、問題について一緒に何とかしたいから状況を詳しく教えて欲しいという願望を持っている事を知っておかないと、私の思うように誘導してしまう可能性もあるんだなと、改めて知る事もできました。

きっと上記の質問だけをするようなコーチングは稀だと思いますが、こうした観点も自分の一つに入れて、たまに見なおしていきたいと思いましたので、ここに学びとして記しておきます。

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