9月 19

アクティブリスニング

アクティブ・リスニングと耳にすることもあると思いますが、コーチの観点から、明確に記載されているものがあります。そして、私達はこの基準に基いて、認定も戴いております。

コーチって基準がないように見受けられがちですが、国際資格、或いはその基準に準じて構成された日本のコーチ養成機関では、明確な基準があるのです。

そのこともお伝えしたいのと、自分がこの事を公開することで、自分に更なる磨きをかけていきたいと思いました。

日本コーチ協会のニュースより

国際コーチ連盟が認定する資格である、アソシエート・認定コーチ(ACC)に
合格するためのコンピテンシーをご紹介しています。今回は
「効果的なコミュニケーション」からご紹介します。

■コーチのコア・コンピテンシー
効果的なコミュニケーション

5.アクティブ・リスニングをしている
クライアントが言葉で表現していること、表現していないことについて
完全に集中して聞くことができ、クライアントの要望内容から言われたことの
真意を理解し、クライアントの自己表現をサポートする能力がある。

a. コーチがクライアントのために用意する課題ではなく、クライアント自身と
そのクライアントが持つ課題に注意を払うことが出来る
b. 何ができ何ができないかについてのクライアントの懸念、目標、価値、信念を
聞くことができる
c. 言葉づかい、声のトーン、ボディランゲージからメッセージを
聞き分けることができる
d. クライアントの話を明確に理解したかどうかを確認するために、クライアントが
言ったことを要約したり、言い換えたり、繰り返したりして言い直すことができる
e. クライアントの感情、認識、懸念、信念、提案などを表現することを促し、
それを受け入れ、探求し、後押しすることができる
f. クライアントのアイディアと提案を統合し、展開させることができる。
g. クライアントが交わしているコミュニケーションの本質的な部分を理解し、
長くて回りくどい説明を抜きして、核心にたどり着くことを援助する
h. 次のステップに前進するために、批判や判断を加えずに
クライアントが状況を打開できる

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評価の鍵となるスキル:
1)クライアントのテーマに関連してクライアントが言ったことをどれだけ深く聞けるか、
2)言葉の感情的な部分と実質的な部分の両方を含む様々なレベルで話を聞く能力、
3)言葉、感情、行動の不一致を認識することを含め、クライアントが持っている
ビリーフ、考え、創造、学習の裏にあるものを聞き取る能力、
4)クライアントの話す言葉を聞き取り、お互いにとってその言葉を深めることが
できるようにクライアントに働きかける能力

ACCレベルで「アクティブ・リスニング」のコンピテンシーで合格点を取るためには、
コーチがクライアントの話をテーマと関連して聞いたり、クライアントのアジェンダに
関連させて答えたり、クライアントがゴールを達成する手助けとして
聞いていることを実践する必要があります。

もしコーチがクライアントが話していることに反応していないような聞き方をしたり、
クライアントが達成したいと思っていることに関連しない反応を見せた場合、
合格点に達しません。また、コーチが、トピックに関して自分の知識を示すような
聞き方をしたり、トピックに関してコーチがクライアントにやることを
指示するような場合は合格点に達しません。

出展:国際コーチ連盟
MINIMUM SKILL REQUIREMENTS COMPETENCY BY COMPETENCY FOR ACC CREDENTIALING
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コーチのコンピテンシー(全文)は、下記のサイトで確認いただけます。
ICF(英語)
http://sv01.ezines.jp/url/d75ab9c9c66b5c450ad556e3ab45778465262354
JCA(日本語)
http://sv01.ezines.jp/url/c6df11e6eff4e07352b9ba8faf09778439fbc813
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伝わりますでしょうか。
これがアクティブ・リスニングであり、日常会話とコーチの聴き方の違いでもあります。

現在、多くの企業が社内にコーチ資格保有者を増やそうとしています。
それは、こうした聴き方ができる事が増える事で、企業を創る「人」が成長し続け、結果として業績に結びつき、変化を起こし続ける企業へとなるという事が実証され始めたからだと考えられます。

社内コーチだから話せる事、社外コーチだから話せる事はまた別な事もあります。
私の仕事は、現在、社内コーチとしての関わりと、社外プロコーチとしてのアプローチです。私の場合は、多くの企業様と関わるよりも、少ないお客様とトコトンお付き合いするという方法を取っていますので、コーチだけではなく、セラピーや会議運営、グループコーチングなど、その場その場においてのプロとしての関わりをさせていただいています。
けれど、根底は、ここに示した「アクティブ・リスニング」なんですよね。

改めて自分自身のスキルについても確認する事の大切さと、更に磨いていきたい気持ちになったので、ここにシェアさせていただきます。


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Posted 2012年9月19日 by smile-communication in category "学習メモ

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